发布时间:2024-02-01 人气:41 作者:郝
七尾市和倉温泉の旅館「宝仙閣」で31日までに、地震後初めて温泉が出た。源泉に近い立地だったことから、損傷した配管の修繕が他の旅館より早く終わった。同温泉では他の旅館へ源泉を供給する配管の点検も始まっており、関係者は石川を代表する「湯の町」復活に期待を寄せる。
和倉には弁天崎公園と旅館「加賀屋」前に四つの源泉があり、16日に約90度の湯が湧き出ることが確認された。宝仙閣は貯湯槽から約50メートルと近距離にあり、独自の配管を持っていたため、30日夜から風呂に温泉をはれるようになった。
和倉温泉では、被害を免れた客室を復興作業に携わる自治体や民間業者に提供する旅館もあり、宝仙閣でも20室で受け入れている。帽子山優社長(53)は「復興を進める人たちの疲れを癒やせる。多くの人が訪れる和倉を取り戻す一歩になればうれしい」と話した。
31日、和倉温泉旅館協同組合が行った点検では、ほとんどの旅館に温泉を届ける配管に損傷があることが確認された。今後、被害箇所の特定と修繕を進め、各旅館に温泉を供給できる体制を整える。